長旒旗の製作
(吊り下げ旗、縦型バナー、縦型優勝旗)
長旒旗は縦型(吊り下げ・バナー型)の旗になります。
チームのクラブ旗、大会の優勝旗、社会奉仕団体(ロータリークラブやライオンズクラブなど)の会旗、自治会の会旗、会社の社旗まで対応可能です。
シンボルとしてご使用いただくケースが多いですが決まったルールは無いため、優勝旗や応援旗としてご使用いただく事も増えてきております。
長旒旗(デジタル染色仕上げ)
企業や団体の象徴として。
長旒旗の品質へのこだわり
長旒旗は一度作成すると長期間にわたりご使用される縦型バナーになります。チームの象徴となるクラブ旗として、サッカーや野球などスポーツの優勝旗として、社会奉仕団体(ロータリークラブやライオンズクラブなど)、自治会の会旗、法人の社旗と多種多様にご利用いただく旗になります。そのため、加工方法も発色が美しいデジタル染色を採用し長期にわたり美しい旗としてご利用いただけます。
美しい発色の
デジタル染色
インクジェットプリンターを使い、旗生地に昇華転写染色技術を用いて布を染色する加工になります。布生地本来の風合いを損ねることなく、色落ちなどもほとんどございません。
加熱させ、インク(染料)を気化させて生地に直接染め込む加工方法です。インクジェット昇華転写染色加工はデザインを熱で染め上げるため、シールのような後付けにならず生地本体が染まり一体化します。魅力は色数と合わずフルカラーで指定色(DICやパントーン)をデータのまま加工が行えるため仕上がりがとても美しい発色になります。
届いてすぐに使える豪華な付属品セット
長旒旗をご使用されるにあたり、新規作成でも、新しく作り直しでも付属品が必要となります。旗棒や旗立て台、旗頭、旗収納ケースなど付属品は必需品です。個別に購入も可能ですが、当社ではAセット、Bセットと分けて長旒旗に必要な付属品をセット販売しております。届いてすぐにご利用いただけますのでご安心くださいませ。
※もちろん既存の付属品をご使用の方は長旒旗の旗のみ(フレンジや横棒込)の製作も対応可能です。
長旒旗サイズのご紹介
ジョイタスの長旒旗は一般的な長旒旗サイズ(縦100×横幅53cm)になります。
※その他にもオリジナルサイズでの制作も可能ですので、ご希望に応じてお見積りから対応可能になります。
自由に選べる
デザイン・バリエーション
長旒旗デザインは、フレンジ・旗生地違いの2種類からお好きにお選びいただけます。
長旒旗セットの
仕様・付属品のご紹介
付属する旗棒や三脚はもちろん、生地や印刷方法、横棒までこだわったセットになりますので、長旒旗セットが届いた直後からご利用可能なので、初めて長旒旗を制作される方でも安心してご利用いただけます。
セット内容 | Aセット | Bセット |
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長旒旗生地 | ポリエステル塩瀬 | ポリエステルツイル |
印刷 | デジタル染色 | |
フレンジ | 四段七宝フレンジ | 9cm棒フレンジ |
仕立て | ネル芯入り | |
横棒 | 溝付き横棒(ニッケル金具付) | 両端塗横棒(花菱カン付) |
旗棒 | 黒塗り千段巻き棒(金ネジ)/樫製 | 黒塗り千段巻き棒(木ネジ)/サクラ材 |
旗頭 | 桜型三方正面 | 三方剣 |
旗立台 | 鉄製12mm三脚台 | 鉄製9mm三脚台 |
旗収納ケース | トランクケース(角型6号) | ボストンバッグ(小) |
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長旒旗生地
Aセット:
ポリエステル塩瀬(左)
Bセット:
ポリエステルツイル(右)長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)生地をはじめフルカラー印刷(両面インクジェット昇華転写)を施すのに最適なポリエステル製の化学繊維です。着物などの襟に用いられる生地で、しわがつきにくい為、収納時の折り畳みにも最適な旗生地です。
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旗生地への印刷
デジタル染色
加熱を行う事で染料インクを気体化させて、生地を直接染め上げる方法です。データをそのまま加工する事ができ、色数も問わずグラデーションの表現も可能な印刷方法です。
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フレンジ(フリンジ)
Aセット:
四段七宝フレンジ
Bセット:
9cm棒フレンジ長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)の回り部分に装飾されているフレンジ(フリンジ)です。フレンジ一つで旗のイメージが変わるくらい華やかさ・豪華さが変わってきます。セット内容によりフレンジは異なります。
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横棒
Aセット:
溝付き横棒
(ニッケル金具付)(上)
Bセット:
両端塗横棒
(花菱カン付)(下)長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)の吊り下げに必要な横棒は溝付き横棒(ニッケル金具付)と両端塗旗棒(花菱カン付)となります。それぞれ横棒に飾り紐を取り付け旗棒の先端から吊り下げて使います。セット内容により横棒は異なります。
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旗棒
Aセット:
黒塗り千段巻き棒(金ネジ/ケース付)
Bセット:
黒塗り千段巻き棒(木ネジ/ケース付)樫材を職人の手作業で1本ずつ削り上げて千段を作り、黒漆を塗り上げ美しく仕上げます。金具にはニッケルメッキ仕上げの逆輪(さかわ)、石突(いしづき)が付きます。セット内容により旗棒は異なります。
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旗頭
Aセット:
桜型三方正面(左)
Bセット:
金属製三方剣(銀色)(右)旗棒の先端にとりつける旗頭は桜型三方正面(ケース付き:Aセット)と金属製の三方剣(Bセット)になります。旗棒の先端にネジ式(三分ネジ)で取付けが可能です。セット内容により旗頭は異なります。
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旗立台・三脚
Aセット:
鉄製12mm三脚台
Bセット:
鉄製9mm三脚台長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)を支える旗立台は鉄製12mm三脚台(ケース付)と鉄製9mm三脚台になります。12mmと9mmの違いは支柱の太さになり、太い方がより重い長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)を支えるには向いています。セット内容により旗立台は異なります。
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長旒旗収納ケース
Aセット:
レザー角型6号(左)
Bセット:
ボストンバッグ(小)(右)長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)の収納や移動時の持ち運びに使う旗専用ケースになります。レザー製のケースのため高級感があります。セット内容により旗収納ケースは異なります。
※トランクケースやボストンバッグは生産時期により若干色が異なる場合がございます。
長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)
の特徴
長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)は縦型に掲揚が出来る旗のため、横型旗との違いがございます。
それぞれメリット・デメリットがございますが掲揚を行った際の違いについてご説明いたします。
- 縦型旗の場合
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長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)は旗本体に溝付き横棒もしくは両端塗横棒を使用し、旗棒の先端から真下に垂らして使います。
その為、掲揚中も旗全体が見える形となります。
縦型と横型の決まりは原則ありませんが、大昔より優勝旗は横型・会旗、慶弔旗は縦型という区分けがございます。
しかし、特別なルールがあるわけではない為、お好みで検討いただき問題ございません。
例えば紅白歌合戦の優勝旗は縦型(長旒旗型)で作られております。昨今はサッカー大会の優勝旗や、野球チームのクラブ旗を縦型(長旒旗)で作られるケースも増えております。
皆様が表現をしたい形でご検討くださいませ。 - 横型旗の場合
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対して横型旗は、ワイドに広げる形の旗になります。
その為、旗棒に取り付けた際も全体を表現する事ができません。
一般的に横型旗は旗棒に対して左側の上下二箇所にハトメを打ち、紐を通して旗棒に取り付けます。
その為、掲揚中は旗が垂れ下がり、加工面が見えなくなります。
写真撮影時などは誰かが広げて端を手に持っているシーンもよく見かけます。
必ずしも開いている必要はありませんが、せっかくクラブのシンボルや校章、会章が入っている部分になるため、全体を見せたいというご意見はよくいただきます。
また、大会優勝後、優勝旗の授与が終わった後の集合写真時は大会名・優勝の文字がはっきりとわかる方が思い出としても残せます。
千段巻き旗棒など旗棒と一緒にご注文を頂く場合
長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)と当社取り扱いの千段巻き旗棒、青貝塗旗棒、梨地塗旗棒、七宝塗旗棒を一緒にご購入いただく場合は、取り付け金具を上部のみでお届けさせて頂きます。
長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)で使わない廻カン(旗棒中間の旗取付けパーツ)を取り付けず対応可能です。
廻カン不要の場合は、事前にお申し付けくださいませ。
※廻カンが不要な場合も旗棒の金額は変わりません。
長旒旗を作製する場合の
メリットについて
長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)を作製するうえでのメリットをお伝えさせていただきます。
- 1掲揚中に文字がしっかりと見える
- 上から垂らして掲揚する為、長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)の場合は旗全体が見える掲揚方法になります。
その為、集合写真などを撮影の際もしっかりと全体が映り込みます。 - 2二枚合せで作製
- 表面、裏面をなくすため、二枚の生地を合わせて作成いたします。
ご希望の場合は、裏面にも表面と同様のデザインや別デザインをお入れする事も可能です。
デザイン以外にもメリットがあり、一枚物の生地で作製するよりも二枚の生地を使っているため重量感もでるので高級感が増します。
※ご希望の場合はのぼりの様に薄い生地を使い裏面へ透けを出す加工も対応可能です。 - 3横文字よりも縦文字で表現したい場合
- 決まり事ではありませんが、横型旗には文字を縦書きするケースは少ないです。
袖文字などの対応はありますが、全体を縦文字で表現したい場合は、長旒旗(吊り下げ旗、縦型優勝旗)で作製される事が多いです。
長旒旗の加工方法について
(オプション)
加工方法はフルカラー印刷加工(インクジェット昇華転写染色)以外にも本染めで対応も可能です。
また、文字部分やロゴ(マーク)部分のみ刺繍加工にて対応する事も出来ます。
※ロゴ(マーク)の刺繍についてはデザインにより刺繍で表現できない場合がございます。
本染め加工の場合
本染め加工は一枚の旗生地を日本の伝統的な加工方法で染め上げて作製します。
白色の旗生地を染め上げるため、チームエンブレムや校章・社章などを白抜きで表現するのが一般的な表現方法となります。
特徴として一枚の生地を染め上げるため裏面は透けたデザインとなります。
両面での表現を希望の場合は2枚作成を行い合せで作製する事も可能です。
※複数色希望の場合は対応できない可能性がございます。
刺繍加工について
刺繍加工はオプションとして対応可能です。
フルカラー印刷(インクジェット昇華転写染色)加工、本染め加工共に刺繍をお入れできます。
刺繍加工を行うとデザインが立体的な表現となるため高級感を醸し出す事ができます。
校章・チームエンブレム・社章などシンボルに高級感を持たせたい方にはおすすめの加工になります。
※刺繍加工を行った場合、ボストンバッグ(小)にお入れする事は出来ません。
Bセットの場合トランクケースへ変更が必要となります。
本染め加工や刺繍加工をご希望の場合
本染め加工の長旒旗や加工方法を刺繍に変更をご希望の場合は、お見積りからの対応となります。
ご希望の場合は、下記よりお問合せくださいませ。
長旒旗用横棒について
溝付き横棒
横棒を隠さずに美しく塗り上げた横棒を表に出します。
溝付き横棒は、旗棒に溝を作りそこに旗を差し込みます。
旗には袋縫いで空洞を作っておき、差し込んだ後に竹芯を空洞に差し込み固定いたします。
その後、両サイドに金具を取り付けます。
素材は桜材を使った高級仕様をご希望の方におすすめの横棒になります。
取付け金具
取付け金具は溝付き横棒の場合、標準でニッケルメッキの金具が付いております。
オプションで金具の取替も可能です。
取付け金具変更の場合
取付け金具を変更希望の場合はお見積りからの対応となります。
ご希望の場合は、下記よりお問合せくださいませ。
両端塗横棒
両端塗横棒は旗上部を袋縫いで空洞を作り、その空洞に旗棒を差し込んで入れる横棒になり、飾り紐や花菱カンを取り付けます。
素材は建築、家具、造作、合板などでよく使われる木目があまり目立たないラワン材を使用しております。
旗生地が旗棒を覆う形で取り付けるため、シンプルなデザインとなります。
また、オプションにはなりますが両サイドに金具の取り付けも可能です。
ご注文から長旒旗完成までの
流れについて
ご注文いただいてから商品完成までの流れをご紹介いたします。様々なご要望にもお応えできるようお打ち合わせや制作前の完成予想図の作成もさせていただきます。下記にてご紹介しております流れはジョイタスでの一般的な流れになりますが、お急ぎの場合は納期に間に合うよう柔軟に対応いたします。
- STEP1ご注文
- インターネットおよびメールにてご注文いただきます。その際、長旒旗のデザイン、文字入れの有無、文字入れをご希望の場合は文字入れ内容等のご指示をお願いいたします。
- STEP2打ち合わせ
- ご注文後、お客様サポート担当スタッフよりお客様にご連絡をさせていただきまして、お客様のご要望をヒアリングさせていただきます。
- STEP3データ作成・確定合わせ
- お客様から頂戴いたしましたご希望を元に当社デザイナーにて長旒旗の完成予想図を作成させていただきます。文字入れをご希望の場合は、文字内容も反映させていただきます。完成予想図が出来次第、お客様にメール(PDFデータ)もしくはファックスでお送りいたしますので、制作前に完成デザインをご確認いただけます。
- STEP4制作開始
- デザイン確定後、旗職人の手によって長旒旗の製作に取り掛からせていただきます。
- STEP5長旒旗完成
- 長旒旗の制作に取り掛かってから約3~4週間で商品は完成いたします。
長旒旗が完成次第、当社発送センターよりお客様のお手元に発送いたします。