トロフィーの選び方を
プロがガイド
野球大会、サッカー大会、卒業記念、社内表彰、取引先表彰、ゴルフコンペ、運動会など・・・。様々な表彰シーンによって適したトロフィー選びは非常に難しいです。特にトロフィーなどの記念品は、自分用ではなく受賞される方に贈呈するアイテムなので慎重になりがちです。デザイン、サイズや重量、注意点など表彰シーンに応じたトロフィー選びのコツを商品選びのプロがガイドいたします。
トロフィーの選び方・コツについて
- POINT1トロフィーはどこで買えるの?
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街を歩いていると様々なお店がある中で、トロフィーを取り扱っているお店を目にする事は少ないでしょう。トロフィーは、「トロフィー専門店」や「ギフトショップ」で販売しております。これから新しく販売店をお探しになるお客様には「トロフィー専門店」がおすすめです。トロフィーを専門に取り扱っているので、専門知識も豊富で丁寧にアドバイスしてくれます。インターネットショップを構えるトロフィー専門店が増えてきておりますので、簡単に購入が可能です。
トロフィー専門店(おすすめ) ギフトショップ トロフィー品揃え数 ◎
取扱いメーカーが多い○
メーカーが限られる場合あり販売価格 安い
メーカーから直接仕入れている安い~普通
卸販売を通している場合あり納期 早い
自社で加工をしている普通
メーカーに加工を任せている専門知識 ◎
知識と経験が豊富○
記念品以外でも知識は豊富 - POINT2トロフィー購入の予算を決めましょう
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トロフィーといっても、1,000円以内の格安商品から、数万円以上もする高級トロフィーまで様々なアイテムがあります。最初に決めておきたいことが「予算」です。2,000円までなのか、10,000円なのかで探す商品アイテムが異なります。今回は、大会でご利用いただくトロフィーを購入するお値段決定について、ご注意いただきたいポイントをガイドいたします。
- POINT3トロフィーを贈呈する表彰の数について
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表彰で贈呈するトロフィーの本数を決定しましょう。野球やサッカーなどのスポーツ大会の場合は、「優勝」「準優勝」「第3位」など複数の表彰トロフィーを用意する場合がほとんどです。優勝が一番大きなサイズ、準優勝が中ぐらいのサイズ、第3位が小さめのサイズというように順位によって差別化するのが一般的です。音楽やデザインコンテストであれば、「金賞」「銀賞」「銅賞」、また、空手や剣道であれば順位表彰とは別に、年齢別(小学生の部や中学生の部)や部門別(型の部や組手の部)を設けている大会が多いため比較的トロフィー本数が増える傾向があります。そのため、商品選びの前に必ず表彰する数を決定しましょう。
個人表彰について
チーム競技・個人競技に関わらず、「MVP(最優秀選手賞)」や「得点王」「ベストイレブン」など様々な個人賞を設ける場合があります。個人賞を設けることでのメリットとしては、優勝チームや優勝選手以外でも表彰される可能性があるので、大会全体が非常に盛り上がります。個人表彰を設ける場合は、順位表彰にプラスして予算組をしましょう。
団体競技について
団体競技の場合、"優勝したチームにはトロフィー"を、"選手達には表彰メダル"を贈呈する場合があります。一般的にトロフィーなどは優勝チームの代表者や監督が保管するケースが多いため、頑張った選手達の記念として大会名などの刻印をしたメダルを記念品として贈ります。メダルの購入が必要になった場合は、少なくとも競技人数分の数が必要になりますので、ご注意しましょう。
- POINT4トロフィースタイルを選びましょう
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トロフィーの中でも様々なデザインやスタイルがあり、表彰シーンによって適した商品が異なります。表彰シーンごとにおすすめのトロフィースタイルをご紹介いたします。また、トロフィーの種類によっての目安サイズや相場のお値段をまとめました。
目安サイズ(高さ) トロフィー素材 相場価格 チャンピオントロフィー 70cm~150cm 樹脂製
金属製5,000円~
20,000円スタンダードトロフィー 25cm~80cm 樹脂製
金属製2,000円~
5,000円ブロンズトロフィー 20cm~30cm 樹脂製
金属製
大理石製5,000円~
10,000円キッズトロフィー(子供用) 15cm~50cm 樹脂製
金属製
ポリレジン製1,500円~
4,000円クリスタルトロフィー 20cm~30cm 光学ガラス製 8,000円~
12,000円セミオーダートロフィー 20cm~30cm 光学ガラス製
アクリル製
大理石製10,000円~
20,000円スポーツ大会用トロフィー
(野球・サッカー・空手・剣道・バレーボール大会など)スポーツ大会でのトロフィーでは、定番のスタンダードトロフィーがおすすめです。スタンダードトロフィーは、1,000円~5,000円前後のアイテムが多いです。歴史のある大会や、参加チーム(選手数)が多い大会の場合は、チャンピオントロフィーが人気です。サイズによってお値段も様々なですが、5,000円~10,000円前後が一般的な価格帯です。スタンダードトロフィー、チャンピオントロフィー共に、先端に取り付ける人形が約100種類からお選びいただけるので、様々な競技や種目でご利用いただけます。
コンテスト・コンクール用トロフィー
(音楽・ネイル・美容・デザイン・ファッションなど)音楽コンテストをはじめ美容やネイル、絵画やフォトコンなど様々なコンテストやコンクールが開催されています。コンテストやコンクールにおすすめのトロフィーは、ブロンズトロフィーです。ブロンズトロフィーとは、女神やワシなどをスタイリッシュにデザインされたコンパクトサイズのアイテムです。金属をはじめ、クリスタルや大理石、木製の台座など高級な素材を使われている場合が多く、重厚感のある仕上がりが特徴的です。TVで目にするファッションアワードなどではクリスタルトロフィーのご利用が多いです。
社内表彰・企業表彰用トロフィー
(社長賞・取引先表彰・優秀営業表彰など)社内表彰や企業表彰は、企業や社長からのオフィシャルの記念品になります。そのため、高級感のある仕上がりのクリスタル製のオリジナル・セミオーダートロフィーがおすすめです。トロフィー本体に直接デザインが出来るので、表彰文面をはじめオリジナルロゴ、写真など自由に加工が可能です。見た目の高級感も抜群なので、社内表彰や企業表彰には最適の記念品アイテムです。お値段は、10,000円~20,000円前後の商品が人気です。
ゴルフコンペ用トロフィー
ゴルフコンペやゴルフ大会でもトロフィーは人気です。ゴルフコンペでは、ゴルファーデザインのブロンズトロフィーや、ゴルフデザインが刻まれたクリスタルトロフィーがおすすめです。トロフィーのデザインによっては、持ち回り用のペナントリボンが結ぶことが出来るアイテムもありますので、持ち回り・取り切りかを確認した上で、商品を選ぶようにしましょう。
- POINT5自分自身がもらってうれしいトロフィーを選ぶ
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トロフィーを製作されるお客様は自分用ではなく他の受賞者へ贈呈されるケースがほとんどです。だからこそトロフィー選びが難しくなります。もし購入されるお客様が受賞した場合に、贈呈されたいトロフィーのデザインを選ぶようにしましょう。トロフィーをもらった後の飾る場所の問題や小さなお子様がいらっしゃればあまり大きすぎるトロフィーでは怪我に繋がることもあるでしょう。そういったもらった後のことも考えて、商品を選ぶようにしましょう。
- POINT6トロフィーをご注文いただく時の注意事項
必ず納期をチェックしましょう
トロフィーをお使いになる日程は決まっているでしょうか。いくら素晴らしいトロフィーを製作しても、お使いの日に間に合わないようであればせっかくのトロフィーも意味の無いものになってしまいます。ほとんどのトロフィー販売店では、既製トロフィー(文字彫刻プレートに刻印をする商品)であれば、ご注文から約1週間前後、おそくとも2週間後には商品がお手元に届きます。お使いになる日程から逆算をして2週間前ぐらいを目安に余裕を持って注文しましょう。
刻印する漢字や数字の入力間違いに注意
個人名の漢字や、日付や数字(タイムや背番号など)の入力は慎重にしましょう。トロフィー販売店では、お客様からいただいた内容通りに文字彫刻を行います。ご注文時に間違いが無いように入力後の確認は忘れずにしましょう。